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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
現在とは「思索」、つまりは書くこと、読むこと、考えることの別名なのだ
- 【名言名句】
現在とは「思索
」、つまりは書くこと、読むこと、考えることの別名なのだ
【解説】
石川によれば、紙とは世界であり、書くことは「はるかなる歴史に対して書き、もう一つの世界〈表現世界〉を生み出すこと」である。
話し言葉ではなく、また、携帯メールのように無自覚な文体でもない。思索と自省をもって書かれた言葉は、すなわち精神の全貌を示す。
石川はさらに、肉筆こそが思索を具現化するにふさわしく、パソコンなどは事務文書作成以外には用いるべきでないと説くのだが、この説は措くとしても、「現実に鋭く筆を突き立て 現実をまさぐる「思索」に現在は宿る」に続くこの言葉には学ぶところが大きい。
【作者】石川九楊
【生没年】1945~
【職業】書家
【出典】『「書く」ということ』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:人間が思想を持つのはただそれが便利だからです……全く思想なんか豚にくわれてしまえだ 思想はある覚悟をもって生きる人間の生活の全体から、ある毒気をもってにじみ出すものである 懐疑は哲学への第一歩である 哲学のはじめは人間相互における矛盾に感づくことであるそして矛盾の出てくる根源をさぐることである
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141