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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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花の命は短くて苦しきことのみ多かりき
- 【名言名句】
花の命は短くて
苦しきことのみ多かりき
【解説】
「花」は恋愛をたとえたものとも、人生そのものをたとえたものともいわれている。恋愛にしろ、人生にしろ、その花咲くときは短くて、しかも苦しいことばかりだという。貧しいときにも売れっ子になってからも、わが道をがむしゃらに駆け抜けていった林扶美子の、これが本音だったのだろうか。そう思うと、いっそう感慨深い言葉である。
しかし、いまでは「花の命はけっこう長い」という言葉もある。
【作者】林 芙美子
【生没年】1903~51
【職業】作家
【参考】林芙美子は、故郷の尾道高女を卒業後上京、銭湯の下足番、工員、カフェの女給などを転々としながら詩や童話を書いた。『放浪記』は、そんな半生を下敷きに貧苦や屈辱に耐えてけなげに生きる主人公の姿を日記風につづった作品で、ベストセラーとなった。彼女は何人かの男と同棲を繰り返すが、生きることと同様、恋愛に対しても一生懸命だった。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:この人生はどんなにつらくても、生きるのに価するそのためには三つのことが必要だそれは勇気と希望とサ 時間がそれを軽減し和らげてくれないような悲しみは一つもない 自分自身の不幸によって学ぶより他人の不幸によって学ぶほうがずっとよい 人生は学校であるそこでは幸福よりも不幸のほうがよい教師である
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141