-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
若きにもよらず強きにもよらず思い懸けぬは死期なり
- 【名言名句】
若きにもよらず
強きにもよらず思い懸けぬは死期なり
【解説】
賀茂の祭りを見ながら、兼好は無常感を覚える。若きも強きも死ぬときは、いっさい関係がない。
祭りの桟敷の前を行きかう人たちを見て、自分があの人たちより長生きするとしても、結局は間もなく自分も死を迎えることになるのだ、と兼好は思う。葬儀場で送られる人の多い日はあっても、送られる人のない日などないではないか、と。
当時は、現代よりも突然死や若年死が、はるかに多かったであろうから、無常感も大きかったであろう。いずれは、自分も死ぬべき身と思いながら、生きながらえている不思議をいまさらのように書きつづっている。
【作者】吉田兼好
【生没年】1283頃~1353頃
【職業】随筆家
【出典】『徒然草』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:聖人、死に安んず賢人、死を分とす常人、死を畏る つひに行く道とはかねて聞しかど昨日今日とは思はざりしを 人は歳とともに澄んでゆくものである 何歳になっても、今日一日生きているものは今日一日分の仕事をせないかんと思います
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141