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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
いひおほせて何かある
- 【名言名句】
いひおほせて何か
ある
【解説】
この言葉は、去来の師であった松尾芭蕉のものである。『去来抄』に、この言葉に達する経緯がみられる。巴風の句「下臥しにつかみ分けばや糸桜」(満開のイトザクラの根元に寝そべって、その垂れている枝に咲くサクラ花を、手でつかみ分けてみたいものだ)について、去来は、イトザクラの様子が十分にいいつくされていると評したが、師芭蕉が「表現しつくしたとてなんになる」とさとし、余韻・余情の欠如を指摘した。
「いいおおせて何かある」は現代には通用しない言葉なのだろうか。
【作者】向井去来
【生没年】1651~1704
【職業】俳人
【出典】『去来抄』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:人が寂寥を感じたとき、創作がうまれる空漠を感じては創作はうまれない愛するものがもうなにもないから 役者というものはその死とともにすべてが失われる書いた本も、描いた絵も残らない 一つの内容を現すべく最適確の言葉その尊い言葉は現世にたった一つしか無い 詩作の目的はポエジイという感情を創作することである詩作はポエジイをつくり出す手段にすぎない
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141