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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
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・先負
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
人間が思想を持つのはただそれが便利だからです……全く思想なんか豚にくわれてしまえだ
- 【名言名句】
人間が思想を持つ
のはただそれが便利だからです……全く思想なんか豚にくわれてしまえだ
【解説】
『深夜の酒宴』という作品は、人生窮極の問題を扱っている。貧困と無知という環境の中で、この世界の存在になんの意味があるのか、人生は生きるのに値するのか、「思想」になんの意味があるのか、と疑問を投げかける。
どんな偉大な「思想」であっても、人類を破滅に導く戦争という悲劇性をちゃんと含んでいるのだ。さらに続けて「思想なんかせいぜい便所の落とし紙になるくらいのものだ」と手厳しく「思想」を批判する。
【作者】椎名麟三
【生没年】1911~73
【職業】作家
【出典】『深夜の酒宴』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:思想はある覚悟をもって生きる人間の生活の全体から、ある毒気をもってにじみ出すものである 思想は長い夜のさなかにある一閃の光にすぎないしかし、この一閃の光こそすべてなのである 現在とは「思索」、つまりは書くこと、読むこと、考えることの別名なのだ 懐疑は哲学への第一歩である
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141