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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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・19日
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
怒りを遷さず過ちをふたたびせず
- 【名言名句】
怒りを遷さず過ち
をふたたびせず
【解説】
腹の立つことがあっても自分の胸におさめて、怒りをほかの人にぶつけたりほかのことに及ぼしたりしない。また同じ過ちは二度と繰り返さない。この言葉は、孔子が、若くして世を去った弟子の顔回をほめたものだ。顔回という弟子は、相当に人間ができていたらしい。
ところで、「怒りをうつさない」というのはなかなか難しいことである。人は腹の立つことがあると、つい近くの人に八つ当たりしたくなる。しかし八つ当たりしてもなんの解決にもならないのだから、ここはやはり顔回を見習うように努力すべきだろう。
【作者】孔子
【生没年】BC551~BC479
【職業】中国の思想家
【出典】『論語』
【参考】『論語』は儒学の祖・孔子の言行を死後に弟子たちが編集したもの。顔回は孔子の弟子の中でも随一の秀才だった。孔子は彼を高く評価し自分の後継者と目していたが、惜しいことに若くして亡くなった。孔子は「天われをほろぼせり」といって嘆いたという。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:憎しみはその心を抱くものの上に返ってくる 怒りは一時の狂気であるだからこの感情を抑えなければ怒りが諸君をとって押さえることになる 泣くことも一種の快楽である 忙しい人間は涙のための時間を持たない
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141