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ワイン生産世界一【東京雑学研究会編】
- やれブルゴーニュだ、やれボルドーだと、人それぞれに味や好みをいい、どこそこのシャトーの何年ものがおいしいなどとウンチクを傾けることができるから、ワインに関してはフランスが世界一の生産国かと思っていたら大間違いだ。
単純に国別にワインの生産量を比較すると、世界一はイタリアである。
フランスが格付けを行ってワイン産地、ひいてはその原料となるブドウの栽培地を限定しているのに比べ、イタリアは国内二〇すべての州でブドウ栽培が行われ、ワイン農家の数だけでも一〇〇万を超えるという。いちばんポピュラーなキャンティを産出しているのはトスカーナ州だ。ほかにもピエモンテ、独特の風味を持つシチリア島など、イタリアワインの守備範囲は広い。
この両国につぐ第三のワイン生産国は、スペインである。ブドウ栽培の耕地面積だけを比較すれば、こちらが世界一だ。
デザートワインとして親しまれているシェリー酒を産するアンダルシア地方のヘレス・デ・ラ・フロンテラを筆頭に、カタルーニャ地方、内陸部のリオハなど著名な産地も多い。
かつてスペインの植民地だったアルゼンチンやチリといった南米産ワイン、味・品質ともに格をあげて日本でもファンが増えたアメリカのカリフォルニアワインやオーストラリアワインと、フランスだけに独占させないという世界のワイン農家の意気込みがうかがえるワイン醸造界である。
§世界一のワイン国はフランスではない
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473