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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
人間、死ぬ時は死ぬがよい
- 【名言名句】
人間、死ぬ時は死
ぬがよい
【解説】
あたりまえの言葉だが、禅僧の口から出ると、いさぎよい覚悟をともなった、壮絶ともいえる境地がうかがえる。常日ごろから生を充実させ、仏道をきわめ、いつ死んでも悔いはない覚悟ができてこその言葉である。だれにもやがては訪れる必滅のときの、よすがとしたい。
浄土真宗の開祖・親鸞は、臨終の際に「我は程なく浄土に帰るなり。この世に言いおくこと一言もなし」といっている。現世を思い残すことなく仏道に精進した満足感と、極楽浄土の仏のもとに帰るという安心感に満ちている。
【作者】白隠
【生没年】1685~1768
【職業】禅僧
【出典】『語録』
【参考】白隠は江戸中期の禅僧。修行後地元駿河で布教し、臨済宗中興の祖といわれて、「駿河には過ぎたるものが二つあり。富士のお山に原の白隠」とうたわれた。「達磨図」などの禅画でも有名。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:死は人生の終末ではない生涯の完成である 時間が過ぎ去るのでも人生が過ぎ去るのでもなくて両方一緒に過ぎ去っているから実は何ひとつ過ぎ去って 生は寄なり、死は帰なり 神よ、おのおのの者にその者固有の死を与えたまえおのおのの者が愛と、一つの意義とそして自分の悲しみ
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141