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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
男性にも「女性力」が求められる時代になってきた
- 長い間、仕事上で男性との関係が中心だった世界(フォーマル・ネットワーク)で生きてきた男性たちが、人生の後半で仕事を離れた女性が中心的な役割をしている世界(インフォーマル・ネットワーク)に参入するには、女性の手引きが必要ですし、女性をお手本にする必要があります。
しかし最近では、世の中もだいぶ変化してきました。近年は、ヒット商品を開発するためには、女性の気持ちをつかむことが重要視されています。職場でも「女性目線」に注目しないと、大きな成果は上げられません。
すでに「男性中心」とは言えない社会になりつつあるようです。これからは、女性の気持ちを読めない男性は衰退していくのではないでしょうか。
このような社会に対応してきたのか、今、若い世代の男性は、古い世代から見れば軟弱に見えるようですが、従来の「女らしさ」や「女性的な感性」を理解している男性が多くなってきたようです。これに対して中高年男性は「女性力」が鈍い。女性の心理や感性を今まで学習してこなかったのでしょう。
最近、テレビにいわゆる「オネエタレント」がたくさん登場するようになりました。あの人たちの多くは自分の性を「女性」と認識していますから、むしろ積極的に従来の「女らしさ」を身につけようと努力している。そういう意味では、「男らしさ」「女らしさ」に誰よりもこだわっているのかもしれません。
そんなオネエタレントたちに注目が集まるのは、「男らしさ」「女らしさ」の垣根が以前よりくずれてきた、「らしさ」の足かせから自由になってきたことを表わしているのではないかと感じます。
あっちでもこっちでも、「女性力」が幅をきかすようになってきています。いつまでも「男性中心目線」でいると、オジサンたちには本当にどこにも居場所がなくなってしまいます。「女性力」を理解するためにも、まずは「女性の気持ちを読む」ことから始めてみましょう。
「今日の妻はなぜ機嫌が悪いのか」。このミステリーは2時間で解決できるのか、連続ドラマとなるのか。ヘタな質問をすると、余計にご機嫌を損ねて、謎が謎を呼び、迷宮入りになる可能性もあります。
【出典】![]() |
日本実業出版社(著:渋谷昌三(目白大学教授)) 「 60歳からの人生を愉しむ心理学 」 |
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60歳からの人生を愉しむ心理学について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
60歳からの人生を愉しむ心理学

- 【辞書・辞典名】60歳からの人生を愉しむ心理学[link]
- 【出版社】渋谷昌三(目白大学教授
- 【編集委員】渋谷昌三(目白大学教授)
- 【書籍版の価格】
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