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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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・19日
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・先負
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
朝もよし昼もなおよし晩もよしその合い合いにチョイチョイとよし
- 【名言名句】
朝もよし昼もなお
よし晩もよしその合い合いにチョイチョイとよし
【解説】
酒好きにはよくわかる言葉であろう。朝飲んでも昼飲んでも晩に飲んでも酒はうまいもの、いやいやその合い間に飲んだってうまい、という。つまりいつ飲んでも酒はうまい。
また、蜀山人は別の歌で「屠蘇の酒曲水花見月見菊年わすれまでのみつゞけばや」つまり一年中飲んでいたいものだとうたっている。こんな陽気な歌が飛び出すようなら、その人にとって「酒は天の美禄」(『漢書』食貨志)といっていいだろう。
虎になって大暴れしたり、眼を座らせてだれかれなしに毒づいたりするような酒は飲みたくないものだ。そんな酒はきっと身体にもよくなかろう。
【作者】蜀山人
【生没年】1749~1823
【職業】戯作者
【出典】『酒仙伝』
【参考】蜀山人は薄給の下級武士だったが、十九歳のときに書いた、新鮮な視点とユーモアにあふれた『寝惚先生文集』が大ヒット、一躍時代の寵児となり、貧困からも脱することができた。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり 旅は私にとって精神の若返りの泉である 酒は口を軽くする 酒の元気に気焔を吐く者は卑怯なり気焔はシラフにて吐け酒にはただ酔わんことを思うべし
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141