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 ティッシュペーパー【東京雑学研究会編】


§ティッシュペーパーが二枚重ねなのはなぜか?



ティッシュペーパーが日本ではじめて生産されたのは一九五三(昭和二八)年、普及し始めたのはその約一〇年後頃と言われている。アメリカ文学の紹介者として名高い常盤新平氏が、若い頃、「クリネックス」という単語が何のことだかわからなかったと書いていたが、今はティッシュペーパーが普及する前に庶民が使っていたチリ紙の存在を知る者の方が少数派かもしれない。
ところでティッシュペーパーは二枚重ねが普通だが、これはいったいなぜか。
実は、柔らかさと強さという、相反した特徴を追求した結果だという。
ティッシュペーパーは、化粧落とし用「クリネックスティシュー」として一九二四(大正一三)年にアメリカで開発された。
デリケートな顔に使うため柔らかさが必要とされた。薄いほど高級感があり、使い心地もいいのだが、薄すぎると破けやすくなって、かえって使いにくくなる。
そこで、柔らかさはそのままに、破れにくくするために二枚重ねというアイディアが採用され、定着したのだ。
日本工業規格(JIS)が適用されるのも、二枚重ねの平判ティッシュペーパーに限定されている。規格は市販されている箱入りドライクレープ(柔軟性を持たせるためのしわ)をほどこしたものが対象で、ポケットティッシュは対象外だ。
一箱の枚数も、三〇〇枚(一五〇組)と四〇〇枚(二〇〇組)の二種類とされてきたが改定され、最近では箱のコンパクト化に合わせて、三二〇枚、三六〇枚などさまざまなタイプが出てきている。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

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  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










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