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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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鶴【東京雑学研究会編】
- 半球睡眠という言葉を聞いたことがあるだろうか? これはつぶっている目とつながっている脳だけが睡眠中という、とても器用な眠り方のことをいう。
では、あいている目とつながっている脳は、どんな状態かというと、確かに脳は起きているが、とてもリラックスした良い状態になっているらしい。哺乳類ではイルカが、そして多くの鳥の仲間がこの眠り方をしているらしく、ツルも半球睡眠である。
水族館で実際にイルカを観察してみると、この状態がよくわかる。たしかにイルカは時々片目をつぶっている。しかも、左右交互にそのつぶっている目を交代させている。その場合、片方の目はあいているとはいえ、普段よりも動きは鈍い。
考えてみるとイルカは、水の中で生活しているとはいっても、魚ではない。時々水面に顔を出して肺呼吸をする必要があるのだ。もしも完全に眠ってしまったら、おぼれて窒息してしまうことになる。
そして、ツルの場合はというと、ツルは陸上で生活するため、完全に眠ってしまっても窒息する心配はない。
しかし、鳥は、基本的に陸上の動物と比較すると力が弱く、外敵に襲われる危険性をいつも抱えて生きているのだ。
そんな厳しい自然界の中で生き抜くためには、この半球睡眠は、必要不可欠の眠り方なのだろう。
§ツルは頭の半分だけ眠っている?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473