見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・5月(皐月/May)
    ・20日
    ・月(Monday)
    ・二十四節気
    ┣「立夏」から14日
    ┗「小満」まで1日
    先勝
    ・十支:(ひのと)
    ・十二支:(み)
    月齢:15
    月名(旧歴日):望月/十五夜/天満月(あまみつつき)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 鐘巻自斎【かねまきじさい】



5 伊藤一刀斎、佐々木小次郎の師匠とはどんな人?…鐘捲流・鐘捲自斎は中太刀使いの「ちょっと変人」
 剣術の流祖には、正体不明の人物が多い。剣術鐘捲流の祖・鐘捲自斎もその一人であろう。
 生国は遠江国(静岡県)秋葉だというが、いつの頃からか忽然と越前国(福井県)に姿を現した。そこで、富田勢源・富田景政の兄弟に富田流の剣法を学び、数年後には、山崎左近将監(山崎流の祖)、長谷川宗喜(心極流の祖)と並んで富田三家と謳われるほどの達人になった。
 そもそも富田流は小太刀を主体とする流派であったが、その奥義を極めた鐘捲自斎は、小太刀よりも中太刀(2尺1寸~2尺5寸までの太刀)の利点に気づき、さまざまな工夫を加えて中太刀を用いた流派を開いた。これが鐘捲流である。別名・外他流とも言う。
 鐘捲流の秘技として、電光・明車・絶妙剣・金翅鳥王剣などが知られるが、その具体的な太刀筋については残存していない。だが、鐘捲自斎が日本の剣術史に残した功績は絶大だ。
 江戸時代、柳生新陰流と並んで剣術界を二分する勢力を有した一刀流――その流祖たる伊藤一刀斎は、鐘捲自斎の門弟なのだ。自斎と一刀斎には、次のような逸話が残る。
 まだ入門したばかりの一刀斎があるとき、「私はすでに剣の妙旨を悟りました」と師匠の鐘捲自斎に告げた。自斎は一刀斎の慢心を諫めるべく立ち合うが、逆に自分のほうが完敗してしまう。自斎は素直に脱帽し、己が持ち得る限りの秘技を一刀斎に授けたという。何とも妙な話である。
 ちなみに、かの宮本武蔵と決闘した厳流・佐々木小次郎も、鐘捲自斎の門弟と言われている。

【出典】 日本実業出版(著:河合敦)
日本史の雑学事典

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14625074
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:宮本武蔵  徳川家光①  平常無敵流平法  高田三之丞  

   



A D

日本史の雑学事典について
歴史上の人物の意外な素顔や、有名な事件の驚くべき真相などを掲載。 教科書ではあじわえない歴史の奥深いおもしろさ、たのしさが収録されています。
この言葉が収録されている辞典

 日本史の雑学事典


  • 【辞書・辞典名】日本史の雑学事典[link]
  • 【出版社】日本実業出版社
  • 【編集委員】河合敦
  • 【書籍版の価格】1,404
  • 【収録語数】136
  • 【発売日】2002年6月
  • 【ISBN】978-4534034137










関連辞典
日本史の雑学事典 日本史の雑学事典 日本史の雑学事典 日本史の雑学事典