-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
一つの内容を現すべく最適確の言葉その尊い言葉は現世にたった一つしか無い
- 【名言名句】
一つの内容を現す
べく最適確の言葉その尊い言葉は現世にたった一つしか無い
【解説】
この世にあるものは、すべて一つとして同じものがないといわれる。同様に、それを表現する適切な言葉も一つしかないという。
白秋はそのような真摯な態度で言葉と向き合い、『邪宗門』のような詩集や『ゆりかごのうた』『待ちぼうけ』のような名曲の詞を生み出していったのであろう。
われわれでも、ふだんはごく無造作に言葉を選び使っているが、自分のイメージをよりよく表現しようとして言葉を探すことはある。多くの場合は満足な言葉を見つけることはできないのであるが。
ただ、ヴォルスのように「言葉はカメレオンだ」という人もいる。同じ言葉でも受け取る側の経験や知性によってカメレオンのように変化するというのだ。これもまた、われわれも日常生活で体験するところである。さだまさしは「言葉というものは価値観が違うと伝わらない」とまでいっている。
【作者】北原白秋
【生没年】1885~1942
【職業】詩人
【出典】『芸術の円光』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:いひおほせて何かある 人が寂寥を感じたとき、創作がうまれる空漠を感じては創作はうまれない愛するものがもうなにもないから 詩作の目的はポエジイという感情を創作することである詩作はポエジイをつくり出す手段にすぎない 一方では論理的な理智的な小説を書きたいという欲求また一方では不合理、不確かさ、複雑さをもった生き
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141