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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
ありがたきもの舅にほめらるる婿また姑に思はるる嫁の君
- 【名言名句】
ありがたきもの舅
にほめらるる婿また姑に思はるる嫁の君
【解説】
「ありがたきもの」とはめったにないものという意味。つまり、舅にほめられる婿や姑に思われる嫁などめったにお目にかかれない、といっているのである。
この言葉は現代にもそのままあてはまる。嫁と姑、婿と舅の不仲というのは、清少納言の生きた平安時代からの変わらぬ家庭問題であるらしい。血のつながらないものどうしが家族になっていくということは、それほど難しいことなのだ。
【作者】清少納言
【生没年】十~十一世紀
【職業】随筆家
【出典】『枕草子』
【参考】『枕草子』は平安中期に成立した日本最初の随筆文学。作者が中宮定子に仕えたころを中心に見聞した出来事や話題について類聚、日記、随想の形で記され、清少納言の才気|煥発な筆が、平安人の生活と感覚を生き生きと描き出している。
紫式部の『源氏物語』とともに、平安文学の双璧をなしている。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:嫁して人の妻となるは難し然れども、嫁の母たるは更に難し 身体髪膚之を父母に受くあえて毀傷せざるは孝の始めなり 兄弟、牆に閲げども、外、その侮りを禦ぐ 兄弟は自然によって与えられた友である
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名言名句の辞典について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141