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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
自然は認識の対象でもなく意志の素材でもない自然はそのうちに人間を包んで生きているのである
- 【名言名句】
自然は認識の対象
でもなく意志の素材でもない自然はそのうちに人間を包んで生きているのである
【解説】
主観と客観を峻別して世界をとらえる西洋文明の洗礼を受けて以来、日本人にとっても自然は認識の対象となり、利用するための素材となった。
しかし、その世界観は、もののあわれを解し、諸行無常に共感する日本の伝統的な文化には本来なじまないものであった。
暮れゆく秋の野にたたずめば、美しくももの悲しい風景は、もはや何が客観で何が主観かと区別することなどできず、すでに人もその中の一つの自然なのである。
【作者】唐木順三
【生没年】1904~80
【職業】哲学者
【出典】『詩とデカダンス』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:自然というものはそれにとけこもうとしている人間をつねにあたたかく遇してくれる 僕らは二つ目の時間を持って生きている気がする 自然は飛躍しない 自然に人情は露ほども無いこれに抗するものは容赦なく蹴飛ばされるこれに順うものは恩恵に浴す
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141