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 徳川家光②【とくがわいえみつ】



11 大奥に夜ごと出没する妖怪の正体は?…将軍が慌てた「夜ばい」の何とも切ない結末
 18世紀に真言宗の僧侶によって書かれた『明良洪範』という書物にこんな話がある。
 大奥の女たちが、深夜、化け物がうろつき回るといううわさをし始めた。次第に目撃者も多くなり、怪物は般若のような顔をしているという。
 うわさは、3代将軍・徳川家光の生母・崇源院の耳にまで届いた。
 崇源院は「それは妖怪でも鬼でもない。きっと、男が女を慕って通っているのだ」と言った。
 この言葉にドキリとしたのが家光だ。なぜなら、怪物の正体が自分だからである。母の指摘どおり、身分がばれぬように面をつけ、女のもとに通っていたのである。相手は、母に仕える侍女だった。
 崇源院は、気性が荒いうえに嫉妬深く、夫の2代将軍・秀忠が孕ませた側室の子を堕胎させて平然としている女性である。ゆえに家光は恐ろしくなり、ピタリと夜ばいを止めた。
 ところが、例の侍女が妊娠してしまったのだ。さっそく大奥で犯人捜しが始まった。もし自分の仕業と知れたら面目は丸潰れだ。家光は窮地に立たされた。そのとき、小姓の伊丹権六が進み出て、「例の般若面をお貸しください。私が身代わりとなって、大奥に忍び込みましょう」と申し出たのである。家光は悩んだ。捕まれば死罪は免れない。しかし、ついに面を渡してしまう。
 その夜、権六は面をつけて大奥に入り、わざと警備の者に捕縛された。
 権六は、罪を得て磔にされた。妊娠した女も、武蔵深谷で火あぶりの刑に附された。しかし、2人共、家光のことは口外しなかったという。

【出典】 日本実業出版(著:河合敦)
日本史の雑学事典

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  • 【辞書・辞典名】日本史の雑学事典[link]
  • 【出版社】日本実業出版社
  • 【編集委員】河合敦
  • 【書籍版の価格】1,404
  • 【収録語数】136
  • 【発売日】2002年6月
  • 【ISBN】978-4534034137










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