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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
とんかつ やまいち【とんかつ やまいち】
- 神田須田町で知られたとんかつ専門店「勝漫」の板場を長く預かってきた松井孝仁さんが独立、平成19年8月にオープンしたばかり。短いアプローチを抜けた右手に8人がけ、左に2人がけの角テーブル、突き当たりに4人がけのカウンターと、店はごく小さい。でもいっぱしのとんかつ通なら、ひと口食べただけで「そうそう、この味」と膝を叩いて再会を喜ぶはずだ。
身の繊維が細かく、透明な脂身は指を触れただけで溶けそうなほどの上質な豚肉を、ごま油1・綿実油9の油で揚げる。油温は油の切れと肉のやわらかな仕上がりを考えて、入れるときは130度、上げるときは150度を心がける。肉質がいいと火の通りもいいといい、太さ4~5㎝のヒレでも揚げ時間はせいぜい7~8分。油切れがよく口に残らない衣に包まれたかつは、ヒレはさくっと歯切れよくロースはたっぷりのつゆを含んで、どちらもほのぼの甘い。アンデスの岩塩をちょこっと振って、気合いを入れて再登場した名人の味を噛みしめたい。
主人の気概が感じられる店

【出典】![]() |
東京書籍(著:岸 朝子/選) 「 東京五つ星の肉料理 」 |
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東京五つ星の肉料理について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
東京五つ星の肉料理

- 【辞書・辞典名】東京五つ星の肉料理[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】岸 朝子/選
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】
- 【発売日】2007-12-01
- 【ISBN】978-4-487-80183-1