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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
浜っ子【はまっこ】
- 見知らぬ土地とつながる港町というのは、言葉だけでもエキゾチックだ。日本が鎖国を解いて開国したとき、一気に新しい欧米の文化が流入した横浜、神戸、函館などの港町に、人々はどんな思いを抱いたのだろうか。そんなエキゾティシズムは現在の港町にも色濃く残っている。洋風建築が並ぶ街の景観、外国人と行き交うことも日常で、日本と外国の文化が混在していることに違和感は覚えない。文明開化の風を最も強烈に、一気に受けた港町の人々の気質は、日本人にしては自由で進歩的、開放的といえるものに変わっていった。「江戸っ子は三代、横浜は三日住めばハマっ子」という言葉が生まれたのもそのためだ。さて、ヨコハマ生まれでヨコハマ育ちのハマっ子の見わけ方の一つに、語尾に「?じゃん」をつける口癖というのがある。ところがこれは、横浜特有のものではなく、駿東から三河地方にかけて使われる方言でもある。東京が首都になって、近隣に人口流入がはじまったとき、横浜に移住した静岡の人たちが使って定着した可能性はある。短期間に外国人を共同生活者として受け入れられた浜っ子は、方言だって快く受け入れたに違いないからだ。
「じゃん」を使うのは、横「浜」出身ではなく「浜」松出身!?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305