-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
二日酔い①【東京雑学研究会編】
- 楽しい酒、苦い酒、やけ酒・・と、世の中にはいろんなお酒を飲む人がいるが、どの酒も飲みすぎると、つぎの日にはつらーい半日が待っている。二日酔いである。誰でも一度や二度は経験があるはずだ。
頭はズキズキ、胸はムカムカ。そばで大声を出されようものなら、飛び上がらんばかりになる。こんな苦しみは二度とごめんだと、そのときはみんな殊勝にそう思う。しかし、忘れた頃にまたくり返すというのが人間のようだ。
この二日酔いのメカニズムはこうである。アルコールは血液に運ばれて全身をめぐり、ついには肝臓に集まる。人体の化学工場とも言われる肝臓は、酵素を使ってアルコールをアセトアルデヒド、酢酸、水、二酸化炭素に分解、最後は尿や汗として体外に排泄する。
この中のアセトアルデヒドという成分、なかなか分解しにくい物質なのだ。毒性が強く、頭痛、吐き気、顔面紅潮、動悸、発汗などの不快症状をもたらす。少量のアルコールなら心配ないが、多量に摂取した場合、肝臓の処理能力の限界を超えることがある。そこで、分解されないままのアセトアルデヒドが、血液とともに身体中を駆け巡る。この間が、あの不快な二日酔い状態というわけだ。
§お酒を飲みすぎるとなぜ二日酔いになるのか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
A D |
雑学大全について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473