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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
お前たちは遠慮なく私を踏台にして高い遠い所に私を乗り越えて進まなければ間違っているのだ
- 【名言名句】
お前たちは遠慮な
く私を踏台にして高い遠い所に私を乗り越えて進まなければ間違っているのだ
【解説】
父親を踏み台にして乗り越え、大きな人間になれ、と子どもの自立を説いたこの言葉のうちに、父親としての限りない愛情があふれている。
【作者】有島武郎
【生没年】1878~1923
【職業】作家
【出典】『小さき者へ』
【参考】有島武郎は母校である北海道帝国大農科大学(旧札幌農学校)で教鞭をとっていた一九○九年、父の友人の娘である神尾安子と結婚、三人の子の父となった。しかし、三男が生まれた翌年、妻は結核と診断され、二年の闘病生活ののち、世を去る。その年の暮れに書かれたのが『小さき者へ』である。この作品は書簡の形で、父から子への愛をつづったもので、有島本人の実生活が色濃く投影されている。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:父は永遠に悲壮である 子どもの将来はその母の努力によって定まる 親たちは自分の欠点に対する戦法を自分の会得した範囲において子供に授けてゆくそれがすなわち親の子に 身体髪膚之を父母に受くあえて毀傷せざるは孝の始めなり
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名言名句の辞典について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141