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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり
- 【名言名句】
白玉の歯にしみと
ほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり
【解説】
よく知られ、戯曲や小説にも引用されることが多い歌である。
秋の夜長、ひとり静かに酒を飲み、来し方行く末を思い人生を考える。みんなで楽しく飲む酒もよいが心を清ましてひとり飲む酒はまた格別の味わいである。
とらになって巷をさまよいわめく酒飲みは範とすべき酒のたしなみ方だろう。
【作者】若山牧水
【生没年】1885~1928
【職業】歌人
【出典】『路上』
【参考】牧水は自然に親しみ、酒を愛し、おおらかな歌を生んだ。「幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく」「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」などの歌が有名。酒についての歌も多い。「たぽたぽと樽に満ちたる酒は鳴るさびしき心うちつれて鳴る」「足音を忍ばせて行けば台所にわが酒の壜は立ちて待ちをる」など。たいそうな酒豪で、一日一升の酒を飲んでいたという。肝硬変を患って、四十四歳という若さで亡くなった。
【出典】 |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典
- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141