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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
旅というのは、時間の中に純粋に身を委ねることだ
- 【名言名句】
旅というのは、時
間の中に純粋に身を委ねることだ
【解説】
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」という『奥の細道』の冒頭の言葉にイメージが重なる。芭蕉は月日を旅人に仮託した。
芭蕉にとっては旅と時間はシノニム(同義語)である。福永武彦も芭蕉を意識してこの言葉を紡ぎ出したにちがいない。
せわしない日常の中にあっては、のんびりと時間に身を委ねることなんかできはしない。自分の意志で自由に時間を使うために旅に出る。そこには、あふれんばかりの時間があることを実感できるはずである。
【作者】福永武彦
【生没年】1918~79
【職業】作家
【出典】『風土』
【参考】福永武彦は怪獣映画『モスラ』の原作『発光妖精とモスラ』の三人の作者の一人でもあった。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:旅行は常になにかの口実になっている すべて旅行はその速度が正確に定まってくるにつれ退屈になる 旅は私にとって精神の若返りの泉である 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141