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 銀の鈴【ぎんのすず】


東京駅の「銀の鈴」は、銀製ではない



渋谷なら「ハチ公」、有楽町なら「マリオン」と、待ち合わせの相場はだいたい決まっている。では東京駅ならどこで待ち合わせるだろうか?少し年配の方なら、「銀の鈴」ということも多いだろう。丸の内の八重洲の地下改札口を結ぶ中央地下通路にある、ガラスケースに収められた巨大な鈴のことだ。直径七〇センチ、高さ九二センチ、重さはなんと八〇キロもある。材質は残念ながら銀ではなく、鋳銅製だ。東京駅に「銀の鈴」が登場したのは一九六八(昭和四三)年一二月。一九六四(昭和三九)年の新幹線ひかりの運行開始や、同年の東京オリンピック開催以降、東京駅の利用者数は激増しており、巨大な構内で待ち合わせた相手と会えなくて困っている人も多かった。そこで当時の乗客助役が東京駅の待ち合わせ場所としてアイデアを出したのだという。もっとも設置当初は、竹でつくった骨組みの上に和紙を貼り、その上に銀紙を貼っただけという簡素なものだったが、内部にはスピーカーが入っていて、そこから絶え間ない鈴の音が流されていたという。場所も八重洲口中央にあったが、一九九三(平成五)年、現在の場所に移された。現在の「銀の鈴」は三代目。「東京駅名店街」から寄贈されたもので、鈴の音は流れていない。二〇〇二(平成一四)年の構内改装の際には「銀の鈴広場」として整備され、ベンチが置かれたり、周辺にカフェレストランなどの飲食店が並ぶなど、より待ち合わせに便利な場所として生まれ変わった。ちなみに、東京駅でもう一つ有名な待ち合わせ場所としては、丸の内地下北口の広場にある「動輪の広場」がある。かつて東海道線を走っていたC62?15型蒸気機関車に使われていたとされる、直径一メートル七五センチの動輪が三つ並んでいる。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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