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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
チャイム【ちゃいむ】
- いまも昔も変わらない「キーン・コーン・カーン・コーン」という学校のチャイム。このメロディは、ロンドンにある有名な時計塔「ビッグ・ベン」と同じ鐘の音である。この時計塔、ロンドンの中心街に位置するイギリス議会の議事堂のそばに建ち、人々に時刻を知らせ続けている由緒正しい歴史的建造物である。ウェストミンスター宮殿に付属していることから、時計塔の鐘の音は「ウェストミンスターの鐘」とも呼ばれている。だが、どうしてこの音が日本の学校のチャイムに採用されたのだろうか。採用されたのは戦後になってからである。とある中学校の教諭が、始業・終業の時刻を知らせるベルの音が「ジリリリリリリーッ」と、あまりにうるさいことから、それに代わるものはないかと考えていた。そんなとき、友人が戦時中に臨時ニュースで使われていたものをヒントに、鐘の音にしてはどうだろうと提案した。そこで、「ウェストミンスターの鐘の音」が選ばれたというわけだ。鐘の音のチャイムは、教育委員会や政府が決めたのではなく、一人の教員のアイデアからはじまったというわけなのだ。その後、次第に全国に広まっていき、現在でも変わることなく使われ続けているのだから、あの「キーン・コーン・カーン・コーン」という音は、よほど日本人の感性にあっていたのだろう。
小中学校で鳴らされるチャイムのメロディは、ビッグ・ベンと同じ
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305