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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
日本ばし吉田【にほんばしよしだ】
- 昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲では日本橋界隈も丸焼けになった。この惨事をきっかけに折り箱製造業をやめ、そば屋に転身した。「戦後の日本橋にはまだそば屋が少なく、場所もよかったんでしょうね。繁盛しましたよ」と、店主の吉田滋さんは笑みをこぼす。店は中央通り沿い、三越本店の真ん前にある。5階建てで、1~2階が店舗。2階の窓側に席をとれば、中央通りを行き交う車の流れが目に入る。
今、厨房を任せられているのは息子の彰孝さん。子どもの頃から父親の仕事ぶりを見て育ち、自分もそば屋になろうと大学卒業後、築地のそば屋で3年ほど修業した。
そばは、北海道産のそば粉で打つ更科系。おすすめは、岩手産の最上級の鴨を使った鴨南ばん。鴨の脂がつゆに溶け込み、深みのある味わいだ。鰹節と刻みのりが、大根おろしにほどよい風味を与えるおろしせいろも人気。本返しのつゆは1週間熟成させ、本節と宗田節のダシを加えた中辛。
更科系の白いそば

【出典】![]() |
東京書籍(著:見田盛夫/選) 「 東京-五つ星の蕎麦 」 |
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東京-五つ星の蕎麦について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
東京 五つ星の蕎麦

- 【辞書・辞典名】東京 五つ星の蕎麦[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】見田盛夫/選
- 【書籍版の価格】1,836
- 【収録語数】217
- 【発売日】2006-12-01
- 【ISBN】978-4-487-80147-3