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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
人間世界を人間世界たらしめるものすなわちお互いに助け合うそうして人のためわがためということになら
- 【名言名句】
人間世界を人間世
界たらしめるものすなわちお互いに助け合うそうして人のためわがためということにならなくちゃならぬというそこが仏教の根本だ
【解説】
仏教の綱領としてあげられるのは「すべての悪をなさず、善を行い、みずからの心をきよめる」である。
世界は相互依存のものであり、因縁によって生滅するものである。
「自分は自分、他人は他人」というのは仏教にあっては絶対矛盾であり、自分を超えて自分の中に他の人を見るのだ。それが大悲であり、大悲は人の苦しみを自分の苦しみとして一つに見ることであるという。
【作者】鈴木大拙
【生没年】1870~1966
【職業】仏教学者
【出典】『対話・人間いかに生くべきか』
【参考】鈴木大拙は、『大乗仏教概論』を英文で書くなど、禅文化、仏教文化を外国に広めた。また、鎌倉|東慶寺に禅の研究所「松ヶ岡文庫」を創設した。「大拙」の号は円覚寺の釈宗演より受けた。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:仏も昔は人なりき我等も終には仏なり三身仏性具せる身と知らざりけるこそあはれなれ それ浄土といふも、地獄といふも外には候はず、ただ我等が胸の間にありこれを悟るを仏といふこれに迷ふ 一見、どんな無意味な苦しみや生き方にみえようとそれは必ず人の役にたっているものなのだ つくられたものはつくり主の計画の中に自分の運命を見いださねばならぬのだその心をまかすというのだ帰
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141