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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
つつましき舌は人間の最上の宝にしてまたほどよく動く舌は最大の喜びなり
- 【名言名句】
つつましき舌は人
間の最上の宝にしてまたほどよく動く舌は最大の喜びなり
【解説】
無駄口をたたかず、適切な沈黙をわきまえることは賢明で、機知に富んだ会話ができるのは大きな喜びだ。
「巧みにしゃべる機智を持たぬことも、沈黙する術を心得ていないことも大きな不幸である」(ラ・ブリュイエール『人さまざま』)という言葉がある。
日本人には「つつましき舌」のもち主が多く、「ほどよく動く舌」のもち主は少ない。現代のグローバルな社会で感性や価値観の異なる人びとと対等につきあっていくためにはつつましさだけでは物足りない。単なるおしゃべりでなく、ほどよく動く舌を身につけてきちんと自己主張ができるようになればいちばんいいのだが、そうかんたんではないようだ。
【作者】ヘシオドス
【生没年】前八世紀頃
【職業】古代ギリシャの詩人
【出典】『労働と日々』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:おしゃべりと雄弁はおなじではない愚者はしゃべりまくるが賢者は話すだけだ 愚者千人に讃められんよりも数寄者一人に笑はれん事を恥ずべし 僅かに聞き得たることをばわがもとより知りたることのやうに異人にも語りしらぶるもいとにくし 知識はたやすく得られるだが知恵を得るには時がかかる
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141