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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 少数者がきわめて富み多数者がきわめて貧しいために人々が絶えず自分の富もしくは貧困を考えざるを得な
- 【名言名句】
少数者がきわめて
富み多数者がきわめて貧しいために人々が絶えず自分の富もしくは貧困を考えざるを得ないような社会は実は戦争状態にある社会である
【解説】
きわめて富む少数者は自分の富を守りより膨らませることばかりを考え、きわめて貧しい多数の者はどうしたらそこから抜け出せるかばかり考える。
そんな社会の状態を政治学者のラスキは「戦争状態」だと考えた。そのようなアンバランスな社会は、少なくとも平等とはいえないし、ともすれば国家権力による自由や人権の抑圧ということが起こりやすいと考えた彼は、労働党に入党して中央委員長にまでなり、理論だけでなく、政治家としても力をつくすことになった。
【作者】ラスキ
【生没年】1893~1950
【職業】イギリスの政治学者
【参考】アメリカ第三十五代大統領ジョン・F・ケネディは高校を卒業したばかりの一九三五年、ロンドンに留学、ラスキの門をたたいたという。
【出典】 |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:天下の憂いに先だちて憂い天下の楽しみに後れて楽しむ 人民の、人民による、人民のための政治 国家とは共同の権利と利益とを享受するために結ばれあった自由な人間たちからなる完全な団体である 権力は甘くない国民の暮らしや権利はじっとしてたら守れない
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名言名句の辞典について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典
- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141