-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
よく生きられた生涯はたとえ短いものであっても人々の追憶の中に再びその生涯を生きるだろう
- 【名言名句】
よく生きられた生
涯はたとえ短いものであっても人々の追憶の中に再びその生涯を生きるだろう
【解説】
完全燃焼した生命は、たとえ短くとも、いつまでも人びとの記憶の中に生き生きと残りつづけるものだ。それによって死者は生者とともに生きつづけるといえる。あるいは、そのように愛され追憶される人生は、たとえ短くともよく生きられた生涯だといえる。そのような人はさいわいだ。そして、そのように死者と生きつづけてゆける人もまたさいわいだろう。愛と追憶が生命を無限に続くくさりのようにつないでいくような気がする。
【作者】福永武彦
【生没年】1918~79
【職業】作家
【出典】『別れの歌』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:愛する者、親しい者の死ぬることが多くなるに従って死の恐怖は反対に薄らいでゆくように思われる 人間は死者を考えることによってその個人が死者から教えられるばかりでなく死者を考えるもの同士が結び いかに長く生きたかではなくいかに良く生きたかが問題である 生ぜしおりも一人きたりき去りてゆかんおりも、又しかなりあいあう者はかならずわかれ生ずる者は、死か
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141