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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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いかに長く生きたかではなくいかに良く生きたかが問題である
- 【名言名句】
いかに長く生きた
かではなくいかに良く生きたかが問題である
【解説】
織田信長の生きた時代には「人生五十年」だったが、現代の長寿大国日本では「人生八十年」。人生もずいぶん長くなった。セネカの生きた紀元前後の古代ローマでは人生何年だったのだろうか。長く生きればいいというものではない、とセネカはいう。いかによく生きるかなのだと。
では、どんな人生がよく生きられた人生なのだろう。なに不自由なく暮らして立派な墓に葬られたらよく生きたのか。人に尊敬されるような立派なことを成し遂げたら? 貧しくとも誠実に小さな幸せを守って生きたら? どれもよい人生だろう。
どんな人生であろうと、自分で生き方を考え、決めて、目的や目標をもち、それに向かって歩みつづけ、小さな努力や大きな努力を重ねて、目的を遂げられずとも、目標に届かずとも、悔いのないように生きたなら、セネカにも「よく生きた」といってもらえるのではないだろうか。
【作者】セネカ
【生没年】BC4頃~AD65
【職業】古代ローマの哲学者
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:よく生きられた生涯はたとえ短いものであっても人々の追憶の中に再びその生涯を生きるだろう 愛する者、親しい者の死ぬることが多くなるに従って死の恐怖は反対に薄らいでゆくように思われる 生ぜしおりも一人きたりき去りてゆかんおりも、又しかなりあいあう者はかならずわかれ生ずる者は、死か 人、世間の愛欲の中に在りて独り生れ、独り死し、独り去り、独り来る
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141