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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
未練が老醜のはじまりではないだろうか
- 【名言名句】
未練が老醜のはじ
まりではないだろうか
【解説】
未練とは、何事においても過去に執着することである。未来が豊かな若者たちには執着するものも少ない。たとえば別れた恋人に未練があったとしても、新しい恋に過去は断絶する。
ところが老人になると未来がない。未来がないとなると何事においても未練が残る。生命、健康、家族、仕事、財産、性、美、はたまた名誉などに対する執着である。執着は強ければ強いほど醜くなる。これを老醜という。
【作者】中野重治
【生没年】1902~79
【職業】作家
【出典】『五勺の酒』
老醜:年をとって姿や心が醜くなること
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:年をとるということは一種の残酷物語の主人公になることである 老齢を堪え難くするものは精神、肉体の働きが衰えていくことではない思い出の重荷である 人は歩みを止めたときにそして挑戦を諦めたときに年老いていく 人間はだんだん年をとって行くものだと始終考えていることほど人間を迅速に老けさせるものはない
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141