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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
神経病や神経病患者の数が増えたのじゃない神経に眼の肥えた医者が増えたのだ
- 【名言名句】
神経病や神経病患
者の数が増えたのじゃない神経に眼の肥えた医者が増えたのだ
【解説】
昨今の医学および医科学技術の進歩は十九世紀では想像のほかではあるが、チェーホフという、十九世紀の作家がいったことが、不思議と現代にもよくあてはまる。
すぐれた診断技術は身体の病気を正確に探りあて、的確な治療を可能にする。一見、健康そうであっても、検査をすればどこかが悪い。悪ければ治療をする。この結果、やたらと患者の数が増えた。完全無欠で悪い所はどこにもないという体なんてありはしない。生体であるということは、絶えず病気にかかったり治ったりしているということなのだ。問題は病人をつくりだす医者の側にもある。
【作者】チェーホフ
【生没年】1860~1904
【職業】ロシアの作家
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:病気に罹ったことのない医師が病人を扱う場合よりも病気を自分のうちにもつ医師が病人を扱う方が病者の 病を受くることも多くは心より受く外より来る病はすくなし 老来の疾病はすべて是れ壮時に招きしものなり 養生するは、死を善くせんがためなり
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141