-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
病気に罹ったことのない医師が病人を扱う場合よりも病気を自分のうちにもつ医師が病人を扱う方が病者の
- 【名言名句】
病気に罹ったこと
のない医師が病人を扱う場合よりも病気を自分のうちにもつ医師が病人を扱う方が病者の観察や理解そして共感性の点ではすぐれている
【解説】
七十歳を過ぎて、筆者は老化についての実感をひしひしと感じたという。このような言葉を著書に書く医師が増えてきた。こんな当然のことを、なぜ今まで医師が気がつかなかったのか、恐ろしい気さえする。他人の痛み、苦しみを自分の痛み、苦しみとするのが医療の原点であると思うのに、医師も看護婦も最も大切なことを忘れてしまっていたようだ。人間と生命の尊厳について考え直すべきであろう。
【作者】日野原重明
【生没年】1911~
【職業】内科医
【出典】『老いを創める』
共感性:他人の感情と同じ感情を抱けるという状態
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:病を受くることも多くは心より受く外より来る病はすくなし 自分が存在していることを感じるのは殆んど健康でない人だ--健康は我々を外の事物につれて行き病気は 神経病や神経病患者の数が増えたのじゃない神経に眼の肥えた医者が増えたのだ 老来の疾病はすべて是れ壮時に招きしものなり
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141