-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
養生するは、死を善くせんがためなり
- 【名言名句】
養生するは、死を
善くせんがためなり
【解説】
乱世に生きた足利義輝や豊臣秀吉らに仕えた名医の言葉である。
乱世の武士にとって「死」は日常生活の最大のテーマとして突きつけられていた。「寿命を延ばすことよりも、立派に死ぬために養生しろ」の言葉は、いかにみごとに果てるかの武士の心得としてひときわ、光彩を放っている。
現代にあっても「死の美学」として、含蓄ある言葉である。
【作者】曲直瀬道三
【生没年】1507~95
【職業】医学者
【出典】『養生物語』
【参考】曲直瀬道三は、織田信長を診察し、彼が切り取った東大寺秘蔵の香木「蘭奢侍」の一部を下賜されたという。よほどの名医だったのであろう。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:老来の疾病はすべて是れ壮時に招きしものなり 神経病や神経病患者の数が増えたのじゃない神経に眼の肥えた医者が増えたのだ 眠りは人間の思いをすべて覆うマントである眠りを発明した人に幸あれ 快い眠りこそは自然が人間にあたえてくれるやさしいなつかしい看護婦だ
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141