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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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退屈の中に深い退屈のうちにわれわれは最もよくわれわれの生活を味わう
- 【名言名句】
退屈の中に深い
退屈のうちにわれわれは最もよくわれわれの生活を味わう
【解説】
退屈こそが、人生の土台をなしているという、フランス流のウイットである。
スペインの思想家、詩人のウナムノは、人は退屈していればこそ、気晴らしのこととか、物語とか、遊びとか、人を恋することを「発明」するのだといっている。それらは、気持ちにゆとりがなく、あくせくしていては、とうてい「発明」できない事柄なのだ。人間らしい、本当の生活を楽しむ心のゆとりが、実生活には必要とみているといえようか。
しかし、現代人は退屈とは無縁のようだ。次から次に新奇なものが現れて退屈させないし、心安まる時がない。生活の、人生の充実を実感できないでいる。
時には立ち止まって、「退屈な」心の世界を広げてみたいものである。
【作者】グールモン
【生没年】1858~1915
【職業】フランスの作家
【出典】『沙上の足跡』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:ほとんどすべての人が気づかず退屈の中に暮らしている なすべき仕事をたくさん持っていない限り怠惰を楽しむことはできない 平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することがすなわち非凡なのである 得て何ぞ喜ぶに足らん失いて何ぞ憂うるに足らん
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141