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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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・先負
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
道喜粽[川端道喜]【どうきちまき】
- 室町後期の文亀3年(1503)創業の川端道喜は、武士だった渡辺進が幕府認可の「餅座」の権利を得て餅屋を開業したのが始まり。娘婿の彌七郎が後に道喜と名乗ったのが現店名の起こりだ。宮中に餅や粽を納めるかたわら、天文5年(1536)からは「御朝物」と呼ばれた、つぶし餡で包んだ餅を毎朝天皇家に献上。明治天皇の東行前日まで、実に330余年もの間、献上が続いたというから、まさに格式は日本一。御所には、御朝物を運び込む専用の門「道喜門」が現存するほどだ。
初代道喜が千利休と親交があった縁から、裏千家ほか各流派の茶会用の上生菓子も手掛けるが、創業以来の粽作りが今も家業。吉野葛を使った水仙粽と、こし餡を練り込んだ羊羹粽を作る。ただ、数量が少なく出来立てを賞味してほしいからと、購入は要予約。月に数回作る茶会用の上生菓子も、余裕があれば予約で販売。
格式ある和菓子司が作り続ける
宮中で愛された粽の逸品

【出典】![]() |
東京書籍(著:岸 朝子/選) 「 全国五つ星の手土産 」 |
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全国五つ星の手土産について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
5つ星の手土産

- 【辞書・辞典名】5つ星の手土産[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】岸 朝子/選
- 【書籍版の価格】3,024
- 【収録語数】368
- 【発売日】2008年8月
- 【ISBN】978-4487801350
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