-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- ▼砂の吐かせ方のコツは塩分にある
- 殻付きのアサリは砂出しが必要になる。これをはぶくと、ジャリジャリと砂を噛んで、ほぞを噛むことになる。上手に砂を吐かせるには、適量の塩を使うこと。アサリは塩分の少ない水に棲む。この塩分の環境を作ってやればいい。塩分約2パーセント。すなわち1リットル当たり20グラムの塩を容器に溶き、これにアサリをひたしておく。おばあさんは、いやまれには若い女性も、これにクギや包丁を入れる。鉄分が砂を吐かせると信じているからだろうが、これには科学的な根拠がない。もう一つのコツは、砂出しは薄暗くて、静かな場所に容器を置くこと。普段のアサリは静かな生活を送っているから、明るくて騒々しいとへそを曲げて(?)、元気よく砂を吐かないのだ。砂出しの時間は30分から一晩と大きな差がある。上手な砂出しほど、またアサリに活力があるほど、時間は短くてすむ。
【出典】 |
東京書籍(著:東京書籍) 「 旬のうまい魚を知る本 」 |
A D |
旬のうまい魚を知る本について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
旬のうまい魚を知る本
- 【辞書・辞典名】旬のうまい魚を知る本[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京書籍
- 【書籍版の価格】1,836
- 【収録語数】650
- 【発売日】2002年8月
- 【ISBN】978-4487797776