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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
三振【さんしん】
- スポーツ新聞などでよく「○○、13Kで完封!」など書かれることがある。「K」が「三振」の意味だというのはよく知られているが、三振は英語で直訳すると「Strike Out(ストライクアウト)」。頭文字は「K」ではなく「S」なのである。いったい「K」はどこからきたのだろう。実はその起源にはいくつかの説があるようだ。一つには、一八六一年にヘンリー・チャドウィックという人物がスコアリング・システムを考案したときに、一塁手がゴロの打球を捕球して自分でベースを踏んでアウトにしたら「A」、二塁手がゴロの打球を捕って自らベースを踏み、一塁ランナーをアウトにしたら「B」というように様々なアウトのケースを順にアルファベットで当てはめたとき、三振がたまたまKだったという説がある。また、同じくチャドウィックがスコア考案の際に、たとえばフライ(Fly)を「F」にし、ファウル(Foul)はすでに「F」を使っているため末尾の文字を取って「L」というように重複を避けてスコア記号をつくったため、それと同じ理由で、犠打(Sacrifice)に「S」をとられた三振は「Strike Out」のなかからいちばん目立つ「K」の字を取ったという説がある。現在は、後者の説が有力だ。チャドウィック本人がそう説明したといわれている。ちなみに、俗説で、「K」という文字の字画が三画なので、ワン・ストライク、ツー・ストライク、スリー・ストライクと三画で書いてあらわしたという説もある。
メジャーリーグでは、なぜ「三振」を「K」と表す?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305