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紅一点【東京雑学研究会編】
- 紅一点とは、さてどんなときに使っているだろう。
一般的に男性の中にたった一人女性がいるとき、その女性のことを「紅一点」といって使っていることが多い。私たちは紅一点というと大抵はこのように一人の女性を指すが、さてこの紅とはそもそも何をさしたことがきっかけになったのだろう。実はこれ「ざくろの花」からきていたのだ。
中国・宋の政治家、王安石は、つぎのように詠んでいる。
万緑叢中紅一点
動人春色不須多
これは「石榴詩」の一節である。
つまり春の草原の中に、一輪のざくろの花が咲いている。それだけで春の風景というものは人を感動させることができる、という意味のようだ。
緑の草原の中にたった一輪の赤い花が咲いていることを想像すると、それは確かに心に残る印象的な風景だ。
なお、このざくろ、日本へ渡来したのは平安時代以前のこと。
六月から七月に赤い花を咲かせ、その後赤い果実をつける落葉高木であるが、この花、なんとバラのように枝にはとげを持っている。
§紅一点の「紅」とは何の花?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473