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四角な世界から常識と名のつく一角を磨滅して三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう
- 【名言名句】
四角な世界から
常識と名のつく一角を磨滅して三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう
【解説】
「常識」という壁に取り囲まれていては、個性的な発想はできない。魂を自由に飛び回らせ、そこから作品を生み出していく芸術家には「常識」など必要ないのだ。「四角な世界」を「三角」にして住むのは住みにくかろうが、そんなことすら気にならないのが芸術家なのだ。
【作者】夏目漱石
【生没年】1867~1916
【職業】作家
【参考】漱石も若いころに一般常識からすれば不可解な行動をとっている。エリートコースである高等師範学校の教員を辞し、松山中学に英語教師として就任したのだ。専攻の英文学への懐疑が原因と思われるこの都落ちは、のちに名作『坊ちゃん』を生み出す、漱石の一つの転機でもあった。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:芸術とは人間のなかに再創造された全宇宙である 人間の「永遠の記憶」はいつも「音楽」の中に眠っている 人間の心の奥底へ光を送ること--これが芸術家の使命である 芸術家であることはほんの短い間に何か貴重なものを委託されているようなものだ
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141