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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
言葉を正確につかえないということは思想も精神も曖昧だということになります
- 【名言名句】
言葉を正確につか
えないということは思想も精神も曖昧だということになります
【解説】
自分の思っていることや考えていることは言葉で表現する。言葉をきちんと使って表現できなければ、自分の考えを相手に正確に伝えることはできないし、もしそれができないとしたら、それは自分自身がその考えを明瞭にとらえきれていないということになる。「人間は表現できるていどのことしか考えていないものだ」ともいわれる。
「すごくいい感じなんだけれど、うまくいえない」「どういったらいいのかわからないけれど、なんだか腹が立つ」などの表現は、日常生活の中でいいもするし聞きもする。ふだんは気にもとめないし、そのままやりすごすだろう。つまり、感情も考えもあいまいなままだ。そのまま一生を過ごしてしまう人もいるかもしれない。
しかし、それに心をとめ、もっと掘り下げていこうとしたとき、人間の内側に哲学や文学や芸術が芽生えるのではないか。
【作者】唐木順三
【生没年】1904~80
【職業】哲学者
【出典】『鴎外について』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:言葉は思想の娘ではない。母親である 小説家は読者の暇な時間を利用して時間を無駄にしたと思わせないようにするのが商売 われわれは自分の言葉を統御していると考えているがしかし、われわれが言葉によって支配され統御されて 真と偽は言語の属性であって物の属性ではない言語のないところには真も偽もない
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名言名句の辞典について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141