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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
極楽浄土は一処勤めなければ程遠し我等が心の愚かにて近きを遠しと思ふなり
- 【名言名句】
極楽浄土は一処
勤めなければ程遠し我等が心の愚かにて近きを遠しと思ふなり
【解説】
仏教賛歌の一つ。極楽浄土はこの世、すなわち娑婆が即極楽であり、決して遠くにあるものではない。遠くにあると思うのは、われわれが弥陀にすべてをお任せする信心が足りないからだ、との意味。庶民の心情を適確に表現している。
【出典】『梁塵秘抄』(成立年代未詳)
【参考】『梁塵秘抄』は、平安時代末期の後白河法皇による今様の集大成である。『梁塵秘抄』という書名は中国古代の故事にもとづくもので、「梁の塵が動くほどのすばらしい美声、つまり歌う〈うた〉の秘奥を集めた集」を意味している。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:救いには一切の証はありませんぞその証を求めるのはこちらのはからいで一種の自力です救いは仏様の願い 源空が信心も如来よりたまはりたる信心なり善信房の信心も如来よりたまはらせたまひたる信心なりされば 愛しすぎるということがないのと同様祈りすぎるということはなおさらない 人間が宗教の始めであり人間が宗教の中心点であり人間が宗教の終わりである
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141