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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
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・先負
・十支:庚(かのえ)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
悲哀は其れ自らが一半の救いなり全く神を見ざるものに悲哀あるべからず又全く神を見たるものに悲哀ある
- 【名言名句】
悲哀は其れ自らが
一半の救いなり全く神を見ざるものに悲哀あるべからず又全く神を見たるものに悲哀あることなし
【解説】
全く神の存在を意識しない、あるいは必要を感じない人たちに、本当の悲哀がわかるであろうか。人間を超えた無限の存在を意識すれば、自分の存在の小ささ、無力さに悲哀を感ずるにちがいない。
また、神を意識して、その大きさの前に謙虚になり、素直になれば、悲哀や絶望を感ずるよりは、率直に救いを求めるであろう。悲哀は、その受け取り方によって、人間の方向を決定する。
【作者】綱島梁川
【生没年】1873~1907
【職業】思想家
【出典】『病間録』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:神を求めるのですか?それなら人間のなかにお求めなさい神は他の何物よりもよく人間のなかにあらわれて 神の存在を証明しようと望むのは神が存在しないと断定するのとおなじく愚かしいことである すべて人の料簡には及びがたいことが多いからとにかく世の中のことは神の御はからいでなくてはかなわぬ この世にまず神々をつくったのは恐怖である
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141