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哲学は元来批判の学であり疑いをその発端にもつ
- 【名言名句】
哲学は元来批判の
学であり疑いをその発端にもつ
【解説】
こうした考え方でよいのか、このような現実でよいのかと疑いつづけ、批判するところから、本来の学問としての哲学が始まるという。
これは単に、哲学にのみいえるのではなく、すべての学問に志す者の姿勢としてなくてはならないものであろう。何が真なのか疑いつづけてこそ、哲学も学問も進歩する。
江戸時代の儒学者・林羅山も『三徳抄』の中で「疑のあるは学問の進むしるしなり」といっている。
【作者】唐木順三
【生没年】1904~80
【職業】哲学者
【出典】『現代史への試み』
【参考】唐木順三は、旧制松本高校(現・信州大学)を卒業後京大に進み、西田幾多郎に学んだ。『芥川龍之介の思想史上に於ける位置』『鴎外の精神』『鴎外と漱石』など近代の文学者を研究したもの、鴨長明、道元、世阿弥、一休、芭蕉を論究した『中世の文学』や、業平、一遍などを書いた『無用者の系譜』など研究の対象は幅広く、著作も多い。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:不知の自覚 無知の自覚 哲学のはじめは人間相互における矛盾に感づくことであるそして矛盾の出てくる根源をさぐることである 身体から病気を追いだすことのできない医学になんのとりえもないように精神の苦しみを追いだすことのな 書物は道具である
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141