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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
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・先負
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
尽く書を信ずれば、則ち書無きに如かず
- 【名言名句】
尽く書を信ずれば
、則ち書無きに如かず
【解説】
その書に書かれていることすべてを鵜呑みにするなら書物など読まないほうがましである。書にあるのは他人の思想であり自分の思想ではない。他人の思想は十人十色、その中から共感する思想を選びとるのが読書である。
また、中国戦国時代の史書『戦国策』にも「書を以て御する者は馬の情を尽くさず」とあり、書物に書いてあるままの知識では、人も馬も動かないという。
読書の要諦は、表現の裏にある筆者の意図を読みとることにある。すれば、あらゆる書がおのれの教養の糧となるのである。
【作者】孟子
【生没年】BC372~BC289
【職業】中国の思想家
【出典】『孟子』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:同気相求む書は急ぎて読むの必要なしむしろ我れと直反対なるを繙くべし他山の石のためしなり 読書百遍義自ら見る 沢山の本を読むことで人びとの考えの矛盾に驚き考えがきまらなくなる人があるなら本も沢山読まないがよ 私は教師ではなく道を尋ねられた同行者である
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141