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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
命もいらず、名もいらず官位も金もいらぬ人は仕末に困るものなりこの仕末に困る人ならでは艱難を共にし
- 【名言名句】
命もいらず、名も
いらず官位も金もいらぬ人は仕末に困るものなりこの仕末に困る人ならでは艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり
【解説】
社会的な、世俗的な欲望のない人はいないが、この世の名利に動かされない人がいたら、国政を任せても安心であろう。名誉欲も金銭欲もなければ、何にも動かされず、国家のため、人のためという自分の信念によって行動するだけだ。
【作者】西郷隆盛
【生没年】1827~77
【職業】政治家
【出典】『西郷南洲遺訓』
【参考】西郷隆盛自身、無欲な人であったが、維新後のさまざまなひずみの中で不満を抱くようになった薩摩藩の士族に推されて西南戦争を起こし、敗死した。一時は賊軍の将として官位を奪われたが、のち、黒田清隆の努力や明治天皇の直々の働きかけもあって一八八九年に大赦で赦され、正三位を追贈された。その九年後の一八九八年、上野公園に西郷隆盛の像が建立されている。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:だれをも怖れない者はだれからもこわがられている者に劣らず強い 恐れを知ってしかもそれを恐れざる者こそ真の大勇者なり 人は無責任な時が一番美しいしかし責任が生じると多くの人が卑怯者になるのだ 人間の心は眼や表情にもあらわれるが後姿にはっきりあらわれることを忘れてはならぬ人は後姿について全
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141