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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
人間の心は眼や表情にもあらわれるが後姿にはっきりあらわれることを忘れてはならぬ人は後姿について全
- 【名言名句】
人間の心は眼や
表情にもあらわれるが後姿にはっきりあらわれることを忘れてはならぬ人は後姿について全く無意識だそして何げなくそこに全自己をあらわすものだ後姿は悲しいものである
【解説】
物事に邁進する人は、自分の背中には目が向かない。無意識で無防備であるだけに、隠せない自己が現れるものである。
人生の重荷を背負った背中を見ると、耐えかねたようにしぼんでいる人、虚勢がうかがえる人、無欲と淡泊な正義感に満ちた人など、背中の表情はさまざまだ。
後ろ姿が悲しいのは、重荷を背負った人生の悲しさがおのずとにじみ出るからだ。
亀井は共産主義に傾倒して投獄ののちに転向するという挫折を味わっている。出獄する亀井の後姿にはどんな悲しみがあらわれていたことだろうか。
【作者】亀井勝一郎
【生没年】1907~66
【職業】評論家
【出典】『大和古寺風物誌』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:人は無責任な時が一番美しいしかし責任が生じると多くの人が卑怯者になるのだ 命もいらず、名もいらず官位も金もいらぬ人は仕末に困るものなりこの仕末に困る人ならでは艱難を共にし ぼくは、人間の完全性を信じないむしろぼくは人間の救い難い醜さ弱さ、狡猾さ、情痴等々を信じる よき家に住ままほしく宝得まほしく人に尊まれほしくいのち長からまほしくするのはみな人の真心なり
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141