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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
この世が生きて甲斐ない所だと心底から絶望することもまたすばらしい死の準備である
- 【名言名句】
この世が生きて甲
斐ない所だと心底から絶望することもまたすばらしい死の準備である
【解説】
この世界を完全に生きた、と思って死ぬ人がいるのであろうか。いつかは、だれにでもくるであろう「死」という「区切り」を迎えるためには、「死後」の解放と平安を信じて生き、この世には「絶望」することが、死の準備としては最適か。
この言葉は、悔恨と絶望と悲哀とのうちに、またはそれに近い感情で生きつづければ「死」もまた、平安であろう、という逆説的な考え方である。
【作者】曽野綾子
【生没年】1931~
【職業】作家
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:六十歳は人生の花七十歳で迎えがきたら留守だといえ八十歳で迎えがきたら、早すぎるといえ九十歳で迎え 露の世は露の世ながらさりながら 望むのが私の生きがいだった--だが今はその望みもすてたもう何も望まないすなわち死も望まない 死を怖れもせず死にあこがれもせずに自分は人生の下り坂を下ってゆく
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141