-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
夕映えが美しいように老人の場所から見た世界は美しいのです
- 【名言名句】
夕映えが美しいよ
うに老人の場所から見た世界は美しいのです
【解説】
まばゆい光が充満している朝もすばらしいが、夕映えは静かでしみじみとした趣がある。朝は若者のもの。老人の心象には夕映えの光景こそふさわしい。落陽のわずかな時間に風景を赤く染めあげる夕映えは老人の人生最後の彩りと同じである。
「老齢の好色といわれているものこそ、残った命への抑圧の排除の願いであり、また命への賛歌である。無関係な人には醜悪に見えるはずの、その老齢の好色が、神聖な生命の輝きをもって私の前方にまたたき、私を呼んだのだ」と、主人公に語らせている。
【作者】伊藤 整
【生没年】1905~69
【職業】作家
【出典】『変容』
【参考】伊藤整は最後の長編『変容』で老年の性と死の問題を描いた。新潮芸術大賞を受賞した作品。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:何歳になっても、今日一日生きているものは今日一日分の仕事をせないかんと思います 人は歳とともに澄んでゆくものである ただ利害を破却し老若を忘れて閑にならむこそ老いの楽しみとはいふべけれ 老年は男女間の友情には最も適した時代である
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141